Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

CraftはAIが代わりに文章を書いてくれる

最近、ブロック・エディタという概念が注目されています。ブロック・エディタは、文章を部分的なブロックに分割して編集することができるエディタのことです。代表的なブロック・エディタにはNotionやObsidianがありますが、Craftもブロック・エディタとして利用できるのでしょうか?

そこで、実際にCraftを試してみることにしました。まずは共有です。Craftでは、他の人とノートを共有することができますが、共有したノートはどのように表示されるのか、ブロックごとに分かれるのか、それともまとめられるのか、興味があります。

また、Obsidianは非常に人気のあるノートアプリですが、Craftで作成したノートをObsidianに飛ばすことができるのでしょうか?もしできるのであれば、Obsidianのブロック・エディタ機能との相性も良さそうです。

さらに、Craftでは行単位での移動も可能です。ブロックごとに分割されているので、行単位での編集や移動もスムーズに行えるのか、確かめてみたいと思います。

以上のような観点から、Craftが本当にブロック・エディタとして利用できるのか、試してみることが必要です。実際に手を動かしてみて、その使い勝手や機能を確かめてみたいと思います。

とまあ

Craft-ドキュメントとメモエディタ 2.5.7
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Craft Docs Limited)

上の文章はCraftのAI生成です。 キーワードを箇条書きに並べて「Craftはブロック・エディタなのか」と質問を入れたら出てきました。 三点ボタンの「アシスタント」を選ぶだけ。 それっぽい文章がどんどん書き込まれていきます。

こりゃあ、確かに問題になるなあ。 大学生レベルのレポートは書けますね。

結局「AIがダメ」というより「単位のためにレポートを書く」という現状がダメダメなんでしょう。 勉強するよりも卒業することに価値が置かれている。 昔みたいに「仏文中退」がカッコいい時代じゃないということです。 「どこどこ大学卒業」に意味があると思っている。 「お前、どこ中?」と変わりません。

「授業料を払ったら単位は全員にプレゼント」と早めにしちゃうことかな。 入試もやめて、授業料だけで卒業資格を上げちゃえば、学歴社会なんて簡単に崩れるのに。 まあ、学歴が頼りの官僚たちにはできないでしょうけどね。

Craft

ということでCraft。 これは紛れもなくブロック・エディタです。

というのも、二画面にして行を別のファイルにドラッグできます。 別のファイルをドラッグして埋め込むこともできます。 グループ解除すれば本文を展開します。

行自体にハンドルがつき、並べ替えできます。 (→)でズームできます。 ズームは別ファイルになりますが、グループ解除で統合できます。

ここまでできるエディタは見たことがない。 ただし折り畳みがありません。 グループが代用品ですが、別ファイル扱い。 ここがネックか。

Obdidianに転送

エクスポートからMarkdown経由でSnapに渡すのが確実です。

Markdownにすると、各行が空行に挟まれています。 行自体がブロックなわけです。

Obsidianから転送

共有でもクリップボード経由でも転送できません。 添付ファイル扱いになります。

ただTemplaterスクリプトだとテキストを移せます。

<%*
s = tp.file.content.replace(/!?\[\[(.+?)\]\]/mg, "$1")
url = "craftdocs://createdocument?content=" + encodeURIComponent(s) + "&title=" + encodeURI(tp.file.title)
open(url)
%>

まあ、これで。

まとめ

いいアプリだけど、他からの転送を閉じているのが難。

おまけ

ここも閉じてるなあ。 政治資金の流れがわかると困るんでしょうか。