iPadを文房具として考える。そのときエディタが「紙」だとすると、ペンに当たるのが「キーボード」。書き心地のいいものを探していきたい。
いや、作ってはいけないのだろうか。
Rap
「素速い」のrapidから命名。iPad用に組んでみました。句読点を追加したのとフリック入力が使えるのがポイントです。
azooKeyの「URLから読み込む」で下記ファイルを読み込ませてください。
https://wineroses.github.io/js/azooKey_Rap.json
使い方
Qwerty配列でローマ字入力。そこはいつも通り。どんどんライブ変換で打ち込んでください。最初はこまめに確定し、変換傾向を学習してきたら長文で打ってみる。そういう感じに馴染ませていきます。
「m」の右横に句読点があり、フリックで変更できます。いい感じだと思う。確定のすぐ近くにあるのは良きかな。
記号類
それぞれのキーがフリックに対応しています。括弧は「k」をフリックしてください。矢印は「l」のフリック。Markdown関連は「a s d」のフリックに入っています。使いながら追加する予定です。
スペースバーも長押しでスライドカーソルになる。左フリックで全角空白、右フリックで半角二個になっています。
なお「abc」キーは今開発中の英語配列です。完成すればRapから直接呼び出せるようになります。いまは長押しでタブバー表示になっています。
Rap配列の裏キーボードができました - Jazzと読書の日々
作り方
30分でできるので、自作されるのもいいかも。自分の用途に合わせカスタマイズできて便利ですよ。
「拡張→カスタムタブの管理」で「フリック式カスタムタブを作る」を選びます。縦方向キー数を4、横方向キー数を10。
言語を「日本語」、入力方式を「ローマ字かな入力」にします。
標準キーボードを出し、それに合わせてキーを埋めていきます。入力される文字と表示される文字のところにキーを書き入れてください。フリックの部分は後回しで。
空白や改行などの特殊キーは「キーの種類」から選びます。「キーのサイズ」で大きさを変更。重なってしまうキーは、長押しで削除できます。カーソルキーは「アクションを編集する」から選択。これを繰り返して出来上がり。
まとめ
指がキーボードに直結する。この感覚をご堪能あれ。