Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidianで折れ線や棒グラフを描くには

ChartsとChartsViewの二つのプラグインがあって、それぞれ特徴が異なります。 数字を並べるとグラフが描ける。

今回はChartsViewを取り上げてみます。

ChartsView

「ウィザード」があるので、データの書き方がわからなくても見本を選ぶだけでなんとかなる。 グラフの種類もChartsより多く、箱ヒゲやワードクラウドにも対応しています。 ただ、細かなカスタマイズは苦手な印象。

グラフを描けば十分であればChartsViewのほうです。

Import Obsidian: Charts View

データ形式

下記のように数値を並べます。

```chartsview
type: Column
options:
  xField: x
  yField: y
data:
  - x: "京都"
    y: 10.91
  - x: "大阪"
    y: 8.88
  - x: "奈良"
    y: 11.51
  - x: "和歌山"
    y: 13.47
```

構造はYAMLですね。 Obsidianのプロパティと同じ形式です。

type はグラフの種類で、棒グラフは Column になります。 options でx軸とy軸のラベルを設定します。

data にはリスト形式でxとyの値を並べていきます。 数字はコロナの感染者数。 先頭のスペースや改行に意味があるので、崩すと判読できなくなります。

以上のように書いてプレビューすれば下記の通り。

スクショを撮ってトリミング。 これは手軽。

ウィザード

データ構造が煩雑なので、先に雛形を作るのがベター。 そのためのメニューが「ウィザード」になります。 グラフを選び数値を埋めるだけでほぼ完成品になります。

モバイルツールバーに「Charts View: Wizard」を追加。 グローバルから選ばなくても「他のツールバーオプション」にあります。

このウィザードでは「Chart type」を選ぶと見本が出ます。 折れ線や円グラフもある。 ValuesLabelsを書き換えるとグラフに即反映します。 使いたいのを表示してから「Insert Yaml!」をタップ。 雛形がテキストに書き込まれます。

そのあとdataの数値を書き換えていく。 これで盤石。

まとめ

Chartもそうなんですが、dataviewと合体できます。 集めた数値でグラフを作る。 この沼は深そうだ。

Obsidian Chartsで棒グラフを描こう - Jazzと読書の日々