Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian Mobileにキャンバスがやってきた

噂のアイツの登場です。

キャンバス

Obsidianでグラフ図を描くツール。 テキストやファイル、画像を並べて、いわゆるネットワーク図を作成します。 呼び出しは左サイドバーのリボンから。

  • 下段にあるボタンで項目のタイプを選び、長押ししてドラッグで配置します。
  • タップすると四辺に黒丸が出るので、それをドラッグして矢印を繋げます。
  • 下地を長押しして範囲指定すると、項目をグループ化できます。

この3つの操作で作図する仕組み。

canvasファイル

キャンバスのデータは拡張子がcanvas。 中身は普通のjson形式なのでテキスト・エディタで覗けます。 項目(nodes)と矢印(edges)で定義されている。 とてもシンプルです。 共有でTextwellに転送。 これをもとにmermaid記法に変換とかできそう。

第一印象

線形では表現できないものを伝える。 それがグラフ図です。 これをObsidianで描けるようになった。

ただ、出力する方法がありません。 図として貼りつけることは考えていない。 埋め込みに対応しているものの、略図しか表示しない。 スクショを撮って切り抜いてもいいけど、本来はその用途ではないらしい。 では何か。

やはり、アイデアを練るためのものでしょう。 体験はネットワーク構造だけど、言語化すると線形構造や階層構造になってしまう。 それを体験に近い水準で考察する方法がグラフ図です。 直観をキャンバスで描く。 そうしたツールではないかと思います。

追記:コマンドに「画像としてエクスポート」があった。 何も起こらないけど。

まとめ

まずは使ってみて考えないとなあ。