いつも音に包まれている
BGS
BGMならぬバック・グラウンド・サウンド。「背景音」のことです。iOS15の新しい機能でついた。気づきませんでした。紹介せねば。
まずは設定
「設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル」のところ。「バックグラウンドサウンド」には6種類のサウンドが用意されています。面白い。「雑音を覆い隠すため」という説明がされているけど、静かな場所でもオツかもしれない。
水の音
海、雨、せせらぎ。いずれも水の音なのが不思議ですね。なぜか心が安らぐ。渇きの心配をしなくていいのが生物として重要なのかもしれないし、人類がもともと川辺で暮らした名残りなのかもしれない。文明はつねに大河から生まれてきているし。
「人間の体毛が少ないのは、イルカやカバのように水中で生活していたから」。そういう学説があって気に入っているんですよ。浅瀬では二本足で立つ。貝を主食とするから石を道具として使う。水中で息を止めるので声の調整ができるようになる。カッパが友だち。人類の特徴が説明できます。アクア説。
優しく流れる水の音は「安心」を表す。このBGSでそう感じます。
オン/オフ
流しっぱなしも困るじゃないですか。 「設定>コントロールセンター」。ここの「聴覚」がBGSのパネルです。これを登録しておくと、他のアプリの使用中でもオン/オフができます。iPadだと画面の右上隅から下方向にスワイプ。「聴覚」て何かわからなかったのですが、これだったんですね。
まとめ
「雨」を聴きながら読書しています。晴れても雨読。音楽はそちらに気がとられてしまうけど、BGSではそういうことは起こらない。時間の流れがゆったりとする。動きの中の静けさ。時間もまた水で出来ているのでしょうか。