Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Dynalistをスタンドアロン化してみる

Dynalist.ioなのでDioと名づけました。

スタンドアロン

Dynalistのアーティクルモードを使いやすく。そう考えるとスタンドアロン化ですね。Web版を使えばいいじゃあないか。そんな声が聞こえてきます。iPadならアプリにこだわる理由はない。
下記スクリプトSafariに貼り付けスタンドアロン化。ログインしたら「Webサイトの設定」を「デスクトップ用Webサイトを表示」に変更します。このデスクトップ版を使いこなすのが今回のミッションです。

data:text/html;charset=UTF-8,<title>Dio</title>
<meta name=apple-mobile-web-app-capable content=yes>
<link rel=apple-touch-icon href='https://dynalist.io/assets/icon/apple-touch-icon-180x180.png'>
<script>if(navigator.standalone){location='https://dynalist.io/'
}else{document.write('ホーム画面に追加してください')}</script>

ここがいい

デスクトップ版では右肩に「ビューモード」が付きます。ここからLAYOUTをアーティクル(論文モード)に変更。これで画面がスッキリします。
デスクトップ版の良さは何か。アイテムの左端にある「≡」ボタン。アイテムメニュー(Dynalistはトピックのことを「アイテム」と呼んでいます)。この中にExportがあり、アイテム単位でのエクスポートに対応しています。表示中のアイテムのみを対象にして他のアプリに出力。アプリ版ではできなかった「切り出し」が簡単にできる。
また、全体を一気に折りたたんだり展開したりできる。折りたためば、目次だけ並ぶ感じになります。目次をズームして本文を追加。開いているアイテムの文字数が表示されるから、章サイズの把握もしやすい。
それから、段落に色をつける。あとで推敲が必要な箇所を目立たせることができます。これも便利ですね。星印、つまりブックマークをつけて管理する方法もあります。どこから手をつけるか明示しやすい。通常のエディタにはないギミックです。
そして、検索と置換。アイテム内の単語を置き換えることができます。モバイル版は検索しかないので、これはありがたい。エディタとしての機能もカバーできます。

ここが困る

実はデスクトップ版ではドラッグができません。アイテムの並べ替えができない。アウトライナーとして重要なことじゃないですか。これは困った。
仕方ないので「ぁあ」から「モバイル用Webサイトを表示」に切り替え。モバイル版を使って並べ替えをする。なぜ初めからモバイル版で書かないかというと、ツールバーが出るからなんですよね。これが目障り。でも並べ替えのときはツールバーが出る機会はありません。トップバーの鍵ボタンで入力禁止にしてしまえばアイテムの移動だけに集中することができます。そんな感じでしょうか。
デスクトップ版で文章を書き、モバイル版で並べ替える。文章の順番を気にせず思いつくままに書き、推敲するとき並びを整える。そういう使い方になりそうです。

まとめ

まだまだ語り足りない。アーティクルモードは深い。

追記 2022/04/05

行間の調整は custom CSS で出来そう、と思ったけど、これは有料版かぁ。StylishSafari Extension になるのを待つしかないかも。

Dynalistでアーティクルビューの行間を狭める - Jazzと読書の日々