Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian mobile でスライドカーソルを使う

スキマの有効活用。

スライドカーソル

スライドカーソルとは、画面を撫でるとカーソルが動く仕組みです。 11年前DraftPadのアシストで作ったのが始まり。 いろいろなエディタに組み込んできました。

ただObsidianではうまくいきませんでした。 画面を撫でるとサイドパネルが開き競合してしまう。 サイドパネルが開かないのも困るし、これは仕方ないか。

そう思っていたのですが、面白い方法を見つけました。

SlideCursor.md

Templaterスクリプトです。

<%*
s = "document.ontouchstart=(e)=>{p=e.touches[0].pageX}; document.ontouchmove=(e)=>{x=e.touches[0].pageX;if(x-p>4 || p-x>4){d=document.getSelection();d.modify(d.toString().length?'extend':'move',(p>x)?'left':'right','character');p=x;}}"
e = document.createElement("script")
document.body.appendChild(e).innerHTML = s
new Notice("SlideCursor on")
%>

これをTemplaterの「Startup Templates」に登録します。 Obsidianの起動時に読み込ませる作戦です。

使い方

CommanderプラグインのMobile Toolbarに「Bottom Offset」があるじゃないですか。 これを「1」にします。 するとツールバーの下に少し隙間ができる。

この隙間を撫でるとスライドカーソルが走ります。 指を画面につけていれば上下にズレて構いません。 左右に動かせばカーソルも動く。 位置調整がしやすくなります。

単語を選択状態にしてからスライドすれば、選択範囲の伸縮になります。 先に左へ動かせば先頭の伸縮になり、右へ動かせば末尾の伸縮になります。

ただ、カーソルが画面外に進んでもスクロールはしません。 あくまでも画面内でのカーソル移動にお使いください。

注意

見出しより前に進めませんね。 azooKeyのカーソルキーでも止まるので、Obsidianの新しい仕様のようです。

まとめ

純正キーボードもスペースキーの長押しでスライドカーソルになりますが、あれよりも昔に作ったのが自慢です。 しかも軽くて速い。 それも自慢です(w。

今週のフリーレン

完璧な複製体ならミミックがあれば撃退できるやん、と思ってたけど、よく考えたら本体が先に戦闘不能になるわね。 私の魔法使いとしての経験がそう告げている。