Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian:Historyをブックマーク対応にした

流れに逆らうもの。

History

管理しないファイル管理を考えると「フロー」と「ストック」以外にもう一つある。 テキストをピン留めしておく方法。 「ブックマーク」です。

Historyの大元は「ブラウザのメタファーで扱う」なのですから「ブックマーク」を忘れてはなりません。 ブラウザの基本思想ですからね。

さて、どうなるか。

History.md

ブックマークは x.starred で拾えます。 内部的には「スター」のままでした。

```dataviewjs
const p = dv.el("input")
p.placeholder = "..."
p.style = "font-size:large;border-radius:3px;"
const b = dv.el("div", "")
b.style = "max-height:40000px;"
disp()

p.onkeyup = () => disp()

function disp(){
  const  d = dv.pages().file
  .filter(x => x.name.includes(p.value))
  .sort(x => x.ctime, "desc")
  .sort(x => x.starred, "desc")
  .map(x => "<tr style='padding:4px;'><td>" + (x.starred?
  "⭐":"")+ "</td><td><a class=internal-link href=\"" + x.path + "\">" + x.name + "</a></td><td style='text-align:right;'>" + x.size + "</td><td>" + x.cday.toLocaleString() + "</td><td>" + x.mday.toLocaleString() + "</td></tr>")
  b.innerHTML = "<br><table style='font-size:16px;width:100%;'>" + d.join("") + "</table>"
}
```

二重ソートでブックマークを上位に上げます。

使い方

ブックマークされたファイルは「⭐」で表示。 これで見失いません。

ToDoの優先順位に似ている。 「仕上げないといけない原稿」は真っ先に表示されます。 流れに流されて消えてしまうわけにはいけません。

あとデータベース系のページですね。 検索エンジンにブックマークするのと同じです。 「管理しない管理」が無秩序にならないのは「検索」があるから。

サーチ・エンジン

インターネットの黎明期にはGoogleはなく、まだYahooのようなディレクトリー・サービスだった。 カテゴリー分けされ、そのディレクトリーを辿っていくと目的のサイトが見つかる仕組み。 電話帳のイメージだった。 「フォルダ」と同じ発想です。

サイトが少ないうちはディレクトリーでも良かったけど、数が増えると有名どころだけに集中する。 無名なサイトはそもそも目に留まらない。 そういう事態に陥りました。

検索サービスは AltaVista や Infoseek からかな。 サイトの数が増えてくると検索サービスに重点が移っていきます。 結局いまはGoogleの一人勝ち。 キーワードがあいまいでも推測してヒットする。 そこが強いです。

今後はAIが進化し「関連度数」でランク付けとか、ありそうな気がします。 テキスト管理も「あいまいさへのサジェスト」が決め手になるかもしれない。

まとめ

ヒンメルならそう言う。