Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian Canvas の下ごしらえの作り方

Tarotをちょっと変えてみました。

Tarot

箇条書きをキャンバスに変換するスクリプト。 キャンバスを作るのが手間なので、普通にテキストで書いてから一行ずつカード化しようという算段です。

今回は「ケルト十字」をイメージしてみました。 タロットですから、それっぽいスプレッドで展開してみようと。 未来が占えるわけではありませんので、ご容赦を。

Tarot.md

Templaterに登録してお使いください。

Import Obsidian: Tarot

<%*
FOLDER = "canvas/"

const pos = [0, 1, 0, -1]
const d = tp.file.content.split("\n")
p = []
for(i=0; i < d.length; i++){
  if(d[i]){
    a = {}
    a.id = i
    a.x = pos[i%4] * 200
    a.y = pos[(i+1)%4] * 200
    a.width = 300
    a.height = 60
    a.type = "text"
    a.text = d[i]
    p.push(JSON.stringify(a))
  }
}
s = '{"nodes":[' + p.join(",") + ']}'
c = FOLDER + tp.file.title
f = c + ".canvas"
p = app.vault.getAbstractFileByPath(f)
k = 1
while(p){
  f = c + " " + (k++) + ".canvas"
  p = app.vault.getAbstractFileByPath(f)
}
p = await app.vault.create(f, s)
app.workspace.activeLeaf.openFile(p)
%>

使い方

キーワードを箇条書きしたテキストを用意してください。

そのテキストでTarotスクリプトを実行すると、canvasファイルが生成されます。 一行ずつをカードにし、四つの山に分配します。 これを元にカードを動かしてみる。

空間象徴論

ちょっと前に見た「空間象徴論」が使えますね。 左右はそれぞれ「過去」と「未来」。 下を「物質界」、上を「精神界」に見立ててみる。

  • 左下…実際に起きた出来事。客観的定義。
  • 右下…これから起きる出来事。予測。
  • 左上…出来事への解釈。主観的な感想。
  • 右上…望ましい目標。未来への提案。

これまでDESCとかWhat→How→Whyとか考えてきたことが、このマトリックスに籠ってますね。 というか、そういう分類もあるんじゃないかと自分で考えていたようです。

これを視覚化する。 そのツールにキャンバスが使えそうです。

まとめ

Obsidian - Connected Notes 1.4.8
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

単語っぽいものを並べた方がいいかもしれない。

追記:キャンバスが作成されない場合

スクリプトの変数FOLDERに指定したフォルダが、キャンバスで設定されているフォルダと異なると、キャンバスを作成することができません。

FOLDER = "canvas/" となっているところを、ご自分の環境に合わせ変更してください。 たぶんそれでうまくいくと思います。