使う者の命を削るという呪いの記法ガンドアーム、じゃなくてガントチャート。君は生き残ることができるか。
Mermaid
マーメイドでどんなことができるのだろう。気になりますよね。今回はガントチャートを見てみます。
基本形
```mermaid
gantt
タスク: 2022-11-22, 2022-11-24
```
一行目の「gantt」でガントチャートの宣言をします。考案者ヘンリー・ガントの名前から命名されました。
書式はタスク名を書いてから、開始日時と終了日時を並べます。すると下記のように表示。赤い線は「現時点」です。自動で表示されます。
gantt タスク: 2022-11-22, 2022-11-24
終了日時を「期間」にもできます。「2日後」であれば「2d」と書く。
```mermaid
gantt
タスク: 2022-11-22, 2d
```
時間割
```mermaid
gantt
dateFormat HH:mm
axisFormat %H:%M
タスク: 08:20, 8h
```
1日の予定だと、こんな感じ。
gantt dateFormat HH:mm axisFormat %H:%M タスク: 08:20, 8h
タスクの連続
```mermaid
gantt
タスク1: 2022-11-22, 2d
タスク2: 3d
タスク3: 2d
```
タスクを並べます。開始日時を省略すると、一つ上のタスクに繋げます。
```mermaid
gantt
dateFormat MM/DD
section プロジェクトA
タスク1: 11/22, 2d
タスク2: 3d
タスク3: 1d
```
sectionを付けるとグループ化します。「月/日」表示にもしてみます。
```mermaid
gantt
dateFormat MM/DD
axisFormat %m/%d
section プロジェクトA
タスク1: done, 11/22, 2d
タスク2: active, 3d
タスク3: crit, 1d
```
「完了」や「注意」など、タスクの種類を色で表します。
gantt dateFormat MM/DD axisFormat %m/%d section プロジェクトA タスク1: done, 11/22, 2d タスク2: active, 3d タスク3: crit, 1d
いろいろ種類があるみたい。
実例
```mermaid
gantt
axisFormat %m/%d
title ワールドカップ2022
section 予選
グループA: a, 2022-11-20, 2022-12-02
グループB: b, 2022-11-20, 2022-12-02
グループC: c, 2022-11-20, 2022-12-02
section 決勝
決勝トーナメント: after a b c, 2022-12-14
3位決定戦: milestone, 2022-12-17
優勝決定戦: crit, milestone, 2022-12-18
```
日程の関係を視覚化します。
gantt axisFormat %m/%d title ワールドカップ2022 section 予選 グループA: a, 2022-11-20, 2022-12-02 グループB: b, 2022-11-20, 2022-12-02 グループC: c, 2022-11-20, 2022-12-02 section 決勝 決勝トーナメント: after a b c, 2022-12-14 3位決定戦: milestone, 2022-12-17 優勝決定戦: crit, milestone, 2022-12-18
まとめ
Todoアプリと連携する方法があれば便利そうだけど。