ブログでシリーズものをアップしようと思うと、その管理は意外と面倒です。並行して文章を仕立てながら、どの部分を先にし、どこを後に回すか考えないといけない。それは長い論文を書く場合も同じで、全体の構成を意識しながら書き進めることになります。
Scrivener
そういう場合に活躍するのがScrivener。長文コンポーザーですね。段落ごとに分割執筆し、必要なところだけコンパイルで出力する。現在のiPhoneでの最適解でしょう。
Textwell
ネットを参照しながら文章を書くとしたらTextwell。エディタとしてのTextwellは1つの世界を作り上げます。アクションで拡張することでほとんどの操作を半自動化できる。それでいて「文を書く」ということに特化して、テキストへの集中力を高めてくれます。まあ、これでないと何も書けません。
Shortcuts
TextwellとScrivener。この2つの間を埋めるのがShortcutsです。Textwellで書いてScrivenerで推敲する。そのモバイル書斎を快適にするレシピを考えてみました。下記リンクを参照。
https://www.icloud.com/shortcuts/bd7a9eab39e44e73b8954e5ac06cfa4e
Textwell側には下記アクションをインポートします。
Import Textwell ActionScrivener
まとめ
この環境を構築すると、どこでも文章が書けます。どこでも推敲できると、パソコンで書くことに違和感を抱くようになるかもしれません。自分の身体が変化する。そういう奇妙さへの入り口になっています。
次回から詳しく「Textwell+Scrivener」の使い方を検討してみます。