Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

TextwellとScrivenerで作るモバイル書斎(その1)

ブログでシリーズものをアップしようと思うと、その管理は意外と面倒です。並行して文章を仕立てながら、どの部分を先にし、どこを後に回すか考えないといけない。それは長い論文を書く場合も同じで、全体の構成を意識しながら書き進めることになります。

Scrivener

そういう場合に活躍するのがScrivener。長文コンポーザーですね。段落ごとに分割執筆し、必要なところだけコンパイルで出力する。現在のiPhoneでの最適解でしょう。

Scrivener 1.1.5
分類: 仕事効率化,ブック
価格: ¥2,400 (Literature & Latte)

Textwell

Textwell 1.8.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥360 (Sociomedia)

ネットを参照しながら文章を書くとしたらTextwell。エディタとしてのTextwellは1つの世界を作り上げます。アクションで拡張することでほとんどの操作を半自動化できる。それでいて「文を書く」ということに特化して、テキストへの集中力を高めてくれます。まあ、これでないと何も書けません。

Shortcuts

ショートカット 2.1.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Apple)

TextwellとScrivener。この2つの間を埋めるのがShortcutsです。Textwellで書いてScrivenerで推敲する。そのモバイル書斎を快適にするレシピを考えてみました。下記リンクを参照。

https://www.icloud.com/shortcuts/bd7a9eab39e44e73b8954e5ac06cfa4e

Textwell側には下記アクションをインポートします。

Import Textwell ActionScrivener

まとめ

この環境を構築すると、どこでも文章が書けます。どこでも推敲できると、パソコンで書くことに違和感を抱くようになるかもしれません。自分の身体が変化する。そういう奇妙さへの入り口になっています。

次回から詳しく「Textwell+Scrivener」の使い方を検討してみます。

  • TextwellとScrivenerで作るモバイル書斎(その2)