Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

現代が「どろろ」に追いついたのかもしれない

どろろのリメイク、今のところ感嘆しか出ない。

いい改変ですね。原作では百鬼丸に超能力があって、テレパシーや念力を使っているんだけど、それだと身体を取り戻したがっている意味が薄れます。今回のアニメではそこあたりをよりリアルに作り直しています。

百鬼丸は人の声も聞こえないし言葉も話せない。周囲を見ることもできず、ただ命の持つ炎をだけが感じられる。神経もないから痛みもなく、身体がボロボロになっても戦い続ける。カラクリ人形の感じがよく出来ています。

戦いの中で魔神を倒すたび、失っていた身体部位を取り戻す。それが必ずしも幸せなことではない。耳を取り戻したら、聞こえるのが降りしきる雨の音と、自分が倒した男の肉親が泣き叫ぶ声。戦国時代の末法的な風景。

しかも、魔神が一体ずつ減るたびに、父親である醍醐の領土が天災に襲われる。百鬼丸が、戦乱を治め、領民を貧困から救うための人柱であったから。百鬼丸人間性を取り戻すことが決して「善」ではない。手塚治虫の作った設定には、それくらい非情な冷酷さが含まれていたということなのでしょう。

もう一人の主人公であるどろろの過去話はまだですが、このテーストで描かれるなら、やはり哀しいものになりそうです。母親が素手で粥を受け止めるエピソードもありそう。どこにも救いがない。救いがなけれど、人はその世界を生きていかねばならない。

はてなブログの画像はTextwellでGyazoから貼るといいかも

はてなブログでもGyazoが使えるので、このシステムで画像を貼っていきます。

Gyazo

Gyazoカメラ - 写真をURLで即シェア! 3.5.0
分類: 仕事効率化,写真/ビデオ
価格: 無料 (Nota Inc.)

Gyazoとは京都のNotaが行なっているネットサービスです。画像をアップロードするとURLアドレスが付加される。そのアドレスを貼り付ければブログで画像を表示できます。

無料だと再編集に制限があります。最新の10枚しか対象にならない。ただし画像自体は半永久的に残ります。画像アドレスから管理画面は推測できるので、削除は後からでもできます。

Textwellアクション

Textwell 1.8.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥360 (Sociomedia)

でもURLアドレスを手動で貼り付けていくのは面倒。なのでTextwellでGyazoの管理ページを開き、画像タグで埋め込む方法を使います。

Import Textwell ActionGyazo

使い方

アクションを実行するとGyazoが開かれます。ログインをし、貼り付けたい画像を表示。そして画面を閉じるとメニューが出るので「Image」を選びます。Textwellの本文にimgタグが追記されて完了。

画像の加工

Skitch: 撮る。描き込む。共有する。 3.4.1
分類: 仕事効率化,写真/ビデオ
価格: 無料 (Evernote)

画像に矢印を入れたり文字を書き込むのはSkitchを使います。ただしSkitchアプリを直接起動するのではありません。写真アプリのカメラロールで「編集」を選ぶと、プラグインとしてSkitchが現れます。

アップロード

編集が終わればGyazoにアップロードします。これもカメラロールのまま、共有シートを起動すると転送先にGyazoが現れます。これを選ぶだけでアップロードできます。

まとめ

カメラロール内で画像編集ができる。それがGyazoとTextwellを組み合わせる利点です。

Textwellで書いて、はてなブログに投稿する

モブログの環境づくりをとりあえず。

Review

Textwell 1.8.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥360 (Sociomedia)

とにかくTextwellで書く。それがiPhone/iPadの基本形です。Textwellは拡張性の高いエディタで、自前のアクションを作成することで機能拡張ができます。

そんなわけで、まず必要になるのがReview。Markdownをプレビューし、Hatenablogアプリにテキストを転送するアクションです。下書きが捗ります。

Import Textwell ActionReview

使い方

空行でアクションを実行するとプレビューが表示されます。そして、アクションを閉じるとメニューが出る。メニューの「Blog」を選択するとHatenablogアプリを起動します。

ちなみにメニューの「Save」はHTMLへの変換、「Open」は他アプリへの転送になります。必要に応じて使い分けてください。

ネット検索

カーソル行に文字列がある場合はGoogleでの検索になります。ネットサーフィンができる。それだけでなく、閉じたときのメニューで「Blog」を選ぶとブログカードを貼り付けます。YouTubeだと、動画のタグを貼り付けます。ブログの下書きに便利じゃないかな。

ちなみにメニューの「Save」はリンクタグ、「Open」はSafariへの転送になります。これもまた、必要に応じて使い分けてください。

まとめ

はてなブログのほうは、設定の編集モードをMarkdownにしてください。もうMarkdownでガンガン書いていきます。Markdownが何か知らなくても困りません。普通に書く分には普通に表示されます。

見出し行にしたいときに「#」、リストは「-」を先頭につけるのがMarkdownです。はてな記法より簡単だし汎用性も高い。Markdown対応のエディタも増えました。どんどん書いていきましょう。

Textwellで始めるMarkdownでHatenaな生活

そうか。投稿が自在なんだな。

投稿用アクション

Textwell 1.4.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥360 (Sociomedia)

Textwellは、iPhoneで使うエディタとして鉄板。これを駆使してブログの内容を書き込む。まずは転送用アクション。HatenaBlogアプリにテキストを流し込みます。

Import Textwell ActionHatenaBlog

Textwellの一行目をタイトル、二行目以降を本文と見なして投稿。

HatenaBlogアプリは設定に「Markdown」があるんです。これをオンにしておくだけ。プレビューも出来ます。Markdownのまま書き込めるから、後から修正するのも簡単。

ブログカード用アクション

HatenaBlogではブログカードが使えます。サイト紹介ができるリンクプレート。これもアクションにしましょう。

Import Textwell ActionBlogCard

カーソル行をキーワードにGoogleで検索します。そして目的のブログを開いたら、内蔵ブラウザを閉じる。出てきたメニューの「Card」を選べばブログカードの作成になります。

こんな感じのカードがブログに貼れます。

YouTubeの動画の場合はプレーヤーを表示。

今回の反省会

…画像サイズを「小」にしとけば良かった。