Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian Mobile で日本語入力が固まるとき

打つ手も固まる。

Obsidian

Obsidian - Connected Notes 1.2.0
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

せっかく打っていたのに入力が固まってしまうと気が滅入ります。意欲がどん底まで下がる。これは何とかならんものかな。

ワークアラウンド・キーボード

回避策として発表されたのがWorkaround Keyboard。入力領域を別に作って、そこから流し込む方式です。昔ワープロで見たことがある。iPhoneでもATOKがそんなことしてたなあ。応急手当てではあるけれど、これで固まるのを避けることができます。

インストールのしかた

コミュニティプラグインで Obsidian42-BRAT をインストールします。これは、まだコミュニティプラグインに登録されていないプラグインを導入するためのプラグインです。メタなプラグイン。開発途中のプラグインをインストールするのに使います。

プラグインオプションから Obsidian42-BRAT を起動し「Add Beta Plugin」をタップしてください。入力欄に「vrtmrz/ob-w-kbd」と入れて、ob-w-kbdのプラグインをインストールします。

このob-w-kbdが、ワークアラウンド・キーボード。日本語入力の救世主です。モバイルツールバーの設定を開くと「Workaround keyboard: Open input box」が増えるので、これをボタンに追加します。あとは、入力前にこのボタンを押すだけ。キーボードに入力ボックスが開くので、そこに文章を打ちます。

別の方法

他の回避策とすると、改行を打つことでしょうか。改行を打ってから、その改行を消すと、なぜか「右端の壁」を乗り越えることができます。

文章が右端に来たときに、日本語変換のバッファがその右端を超えると固まるようです。バッファを超えたのに、次の行に移すにも文字は確定していない。そういう状況でObsidianがパニックを起こすらしい。

ソフトウェアキーボードが固まった場合は、一度キーボードを閉じてください。右下の「キーボードをしまう」のボタンです。それでバッファがリセットされます。キーボードを立ち上げれば入力できる。

入力中に右端が近づいてきたら、そこまでの変換を確定し、一度改行を入れます。これでObsidian側が入力領域の確保をすると思われる。その確保が済んでいると、そのあと日本語入力を続けても右端でパニックになることはないようです。

つまり、新しい行を作成するときと、確定した行に追記するときとで内部処理に違いがあるらしい。追記のほうが少しだけパニックに強いのではないかと思われます。

まとめ

パニックへの対処法は「パニックには対処法がある」と信じること。