まずは感謝を。
Logseq
ログシークって読むみたい。ローカルで動くアウトライナー。でも、ノート間リンクを使うことでObsidianと同じこともできる。すでにデスクトップ版やAndroid版があって触り心地がいい。iPadで使える日を心待ちしてました。
ただ、保存先をObsidianフォルダにできないようです。少し残念。ローカルにあるLogseqフォルダかiCloudのLogseqフォルダしか選べない。Appleの制限でもあるのかな。
TextwellでLogseqにアクセスする実験中 - Jazzと読書の日々
Textwell連携
URLスキームもないようです。ローカルにフォルダがあるので、直接読み書きする作戦にしました。このアクション自体は他のアプリでも有効です。たとえばObsidianフォルダも読み書きできます。結構万能なTextwellアクション。
使い方
Textwellが空欄のとき、ファイルの読み込みになります。Logseqフォルダからmdファイルを読み込む。段差はMarkdownのリスト記法で表現しているようです。
Textwellに本文があるときは、書き込みになります。Logseqフォルダのpagesに保存すればLogseqで読み込めるようになります。
空行で挟まれた段落をブロックと見なします。ブロックにはバレットが付き、タップするとズーム、長押しすると並べ替えができます。HTMLタグに対応しYouTubeも再生可能。
なぜワクワクするのか
WorkflowyやDynalistがオフラインで使える。そういうイメージがLogseqだからです。トピックはブロックと名前を変えていますが、やることは変わりません。アイデアをシェイクして新しい関連性を見つけ出すツール。それがどこででもできる。
それでありながら、起点は「日誌」。つまりデイリーノートにアイデアを貯めていく。キーワードを[[]]
で囲むことでノートを作る。ノートはバックリンクで互いに繋がり始める。ここあたりはObsidianと同じコンセプトが潜んでいる。
つまり、ネットワークには2種類ある。Workflowyのツリー型とObsidianのリゾーム型。そのどちらが「脳」にとって馴染みやすいか/親近感があるかを、これまでノートアプリは実験してきた。どれもが「第二の脳」を自称している。
たぶん人間の思考はどちらのネットワーク構造も持ちながら、どちらでもないのでしょう。だから決定版のアプリが現れない。Logseqは混合型にすることで、その配分をユーザーに委ねているのだと思います。それが成功するかどうか。
まとめ
言葉のネットワークはツリーでもリゾームでもない。二相性をもつ現象。その構造を扱えるツールが出るまで実験は繰り返されるでしょう。
「考えるとは何だろう」と考える。そのこと自体が面白い。